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2007年9月30日 (日)

朝倉薫演劇団創立十五周年記念公演第三弾 「男たちの日記」

 土曜&日曜と、中野坂上へ舞台観劇に。

2カ月にいっぺんのアトリエ公演、上演作は「男たちの日記」。

再演だけど、自分が観るのは今回が初めてだな。

 

今回の公演のストーリーを簡単に書くと、こんな感じ。

 ──舞台は崖の上に建つホテル。

 少年時代の友人5人が同窓会という名目で集まるが、

 その招待状には、 戦争ごっこをして遊んだ

 15年前の夏の日に崖から転落死してしまった

 ガキ大将の名が差出人として記されていた──。

 

そして今回の公演は、同じ物語を男性キャストと女性キャストが

それぞれに演じるという試みがなされた2部(?)構成。

キャスティングは、下記参照で。

【男組】
 佐藤正光……安達竹彦
 坂口俊也……渡部荘一郎
 上田直記……樋口昇兵
 高木英夫……睦 光壱
 中村 明 ……塩川逸武

【女組】
 佐藤正光……北原マヤ
 坂口俊也……海藤 純
 上田直記……桜井まり
 高木英夫……幕田美子
 中村 明 ……小林 慧

 

いつもは朝倉さんの前説ののちに開演するのだけれど、

今回は、いきなり暗転して上演開始……と思いきや、

前説を含めた演出となっていた。

「世にも奇妙な物語」のタモリのような雰囲気といえば、わかりやすいか?

こういう演出は、スマートで好きだな。

 

内容に関しては、どういう視点で観ればいいんだろう?と悩んでしまった。

ガキ大将の亡霊(?)が出てくるからホラー?

ガキ大将を崖から突き落とした犯人を探すからサスペンス?

でも、どっちもしっくりこないんだよな。

描かれているものは、そんなジャンルとは関係ない

もっと何気ないもののような気がする。

そのあたりが読みきれなかったかも。

展開が急すぎる印象があったのだけれど、

もしかしたらフルバージョンではなかったのかな?

 

描写などがオーソドックスな男組に対して、

女組のほうは衣装が白で統一されていたり、

殺陣が舞うようになっていたりと、イメージで見せる形に。

ダンスも、男組よりもカッコいい振り付けだ。

ほかにもBGMや立ち位置といった、細々としたところが

変わっていて、男組のアレンジ版として観ることができた。

ただ、女性が演じる男役ということもあって、

セリフ回しが低い声となっていた点は違和感があったかも。

男組を受けての女組なのだから、普通の発声でもよかったような?

そうした場合にどうなるかは想像の域を出ないし、

検討した結果の選択だろうから、なんともいえないけどね。

それと、拍子木を使った演出は、女組のイメージには

合わないような気がしたかな。

 

全体的には、男組のほうがよかったかなぁ?

プールのシーンは、迷いなく女組のほうを選びますが(笑)。

女組は、すでに男組を観ているという前提で構成されてるから、

比較されてしまうとある意味損なのかもしれないね。

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コメント

お芝居はおもしろかったですか?
再演ということだけど、変わった見せ方ですね。
シンプルに男が男役をやってるバージョンと
女が女役やってるバージョンでも良かったかも・・・。
見てないのでなんとも言えないけど。

投稿: ムーンライトチェリー | 2007年10月 2日 (火) 00:38

to ムーンライトチェリーさん

おもしろかったっすよー。
「男たちの日記」は登場人物が男だけなもんで、
そのままではむさ苦しいとの判断だったのかもね(笑)。
かつての男の子じゃないと物語が成立しないので、
キャラクターを女性に入れ替えるのは難しいと思うな。

投稿: #135/さぽたん | 2007年10月 2日 (火) 23:27

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