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2010年3月22日 (月)

石野田奈津代コンサート「さくら」@TOKYO FM HALL

連日ライブの予定があった、この3日間。

今日は、石野田奈津代のコンサートです。

なっちゃんの生歌を聴くのは、昨年末以来3カ月ぶりだな。

 

ところが、先月のこと。

なっちゃんが声帯炎を発症して声が出なくなってしまい、

予定していたライブへの出演をキャンセル……なんてことが。

歌を歌えるまでに回復したのは、つい最近のことだというし、

ノドの調子は大丈夫なのだろうか? ちょっと心配。

 

会場は、TOKYO FM HALL

初めて足を運ぶホールだけど、周辺の土地勘というか

道の知識はあるから、迷うことはないだろう。

そんなわけで、開場15分前にサクッと到着。

建物の前で、しばしの待ちですな。

 

ふと皇居のほうへ目を向けると、半蔵門の桜が咲いている。

そういや、まさに今日、都内の桜の開花が発表されたんだっけ。

そんなことを考えていたら、スタッフの人が出てきて、

「風があって寒いので、中の階段に並んでお待ちください」。

おー、それはありがたい。

 

予定の16時半ちょうどに、開場となる。

まずは、物販で新作グッズのトートバッグを購入。

その後、ホール内へと歩を進めると、

フラットな床の上にイスが並べられていた。

案内図によると、席数は308みたい。

なんか、ほどよい広さって感じ。

そして、天井がすごく高い!

壁の造形も凝っていて、それそのものが

まるでセットのような雰囲気を醸し出していたり。

 

17時を5分ほどまわったころに開演。

今日は、ピアノのイズミカワソラ、バイオリンの雨宮麻未子

サポートに迎えてのステージだ。

オープニングは、スピード感あふれる「サクラ前線」。

心配だったノドの調子も、大丈夫みたいでよかった。

だけど……なんとなくパワフルさに欠けるような気も?

でも、聞こえ方のせいかもしれないし、なんとも言えないなぁ。

 

最初のMCでは、開花宣言が出たばかりの桜の話題に。

そして、「タイトル未定」のまま明らかにされていなかった

コンサートのタイトルも、ここで発表された。

それは、「さくら」。

毎年必ず花をつける桜のように、彼女自身も歌い続けたい、

10年後にも聴いてもらえる歌を届けたい、という想いから

付けられたタイトルなのだとか。

ということもあり、今日は“いしのだなつよ”や“kicca”の

楽曲を含め、幅広く歌ってくれるみたい。

 

また、フライヤー類と一緒に席に置かれていた、

ラミネートカードについても触れる。
 

 20100322

 
なっちゃん手作りの桜カード。

今日の記念にと、拾い集めた桜を押し花にしてくれたのだとか。

こういう気持ちってのは、うれしいもんですなぁ。

 

2曲目の「クローバー」のあとは、それまで手にしていた

ギターを置いてのMCに。

 

 奈:「生きていると、いろんな出会いがあって……」

 

そして、「結果はどうあれ、気持ちは伝えたほうがいいと思う」と話し、

ボーカルに専念しての「ループ」、「バラ色」。

 

続いては、「シロップ」、「流星シャワー」とkiccaの楽曲を2曲。

ギター弾き語りで、ロックバンドのサウンドを再現するのは

難しいとのことで、これらの曲はなかなか歌う機会がないみたい。

今日のステージではピアノ一本で歌っていたのだけれど、

ソラさんのダイナミックな演奏とも相まって、すごくカッコよかったなぁ。

 

その後、なっちゃんはピアノへと移動し、声帯炎の話に。

 

 奈:「すぐ治ると思ったのに、どうしよう」

 

というように、ミュージシャンにとって大切な声のアクシデント。

大きな不安や焦りがあったであろうことは、想像に難くない。

実際に、そのときの声の録音を聞かせてくれたのだけれど、

それはもう嗄れ声にもならないような、ホントにひどい状態で。

笑えないけど、笑うしかないみたいな。

しかし、よく1カ月あまりでここまで回復したもんだなぁ。

 

ピアノの弾き語りで「永遠」と「60億分の1」を披露したあとは、

センターマイクへ移動してギターをチューニングする。

 

今年がデビュー12年目だという、なっちゃん。

それが1年後か50年後かはわからないけれど、夢は必ずかなうと思う。

そんなMCのあとには、ギター弾き語りで「1等星」。

ずっとライブで聴きたいと思っていたので、うれしい選曲だ。

そして、続けて「オリオン」。

これがまた……素晴らしくよかった!

高音部ではちょっと苦しそうにしていたけれど、

全身全霊をこめて歌う姿は本当に鳥肌モノだった。

 

ここで、バイオリンの雨宮さんが再びステージに。

なっちゃんのギターとの共演で「深海」。

この演奏が終わると、ピアノのソラさんもステージに戻ってきた。

すると、

 

 奈:「石野田さんはノドのお色直しに……その間は二人のプレイを」

 

と、戻ったばかりのソラさんにステージを託して袖へと姿を消す。

一方のソラさんは、かなりテンパってる様子で(笑)。

どうも、リハの段階ではここでの演奏は予定になかったみたい。

でも、ソラさんはやってくれました。

雨宮さんのサポートを受け、ピアノ&ボーカルで「月夜にオリオン」。

数年前になっちゃんと競演した、プラネタリウムライブで披露した曲らしい。

これは、貴重な演奏を聴けたな~。

そして、なっちゃんがステージへ戻ってきたときの、

「もう、なんてことするのよ~」みたいなソラさんのしぐさが、

ちょっとかわいらしかったりして(笑)。

 

 奈:「ちょっと長い話をしようかと思います」

 

と、ここでなっちゃんから大きな発表があった。

現時点では、まだオフィシャルサイトにも掲載されていないことなので、

どうかしようか迷ったのだけれど、このエントリの最後に書こうと思います。

このブログで知りたくない方は、読み飛ばしてください。

 

ボーカルに専念しての「one.」のあとは、ギターを手に。

そして、

 

 奈:「これからも、大事に大事に歌い続けていきたい」

 

と、「春空 -ハルソラ-」に続く。

このあたりになると、MCでの声は明らかに嗄れてしまっていて。

しかし、ひとたび歌い始めると、その声は息を吹き返す。

これはもう、ただただすごいなと思った。

 

 奈:「もうすぐ30歳になるのですが……はやっ!」

 

すると、客席からは「若いよっ!」というリアクションが(笑)。

そして最後の曲は、20歳前に誓いの言葉として作ったという「まっすぐに」。

それを今日は、新たに手直しした詞で披露してくれた。

 

アンコールでは、なっちゃんが小走りでステージへと戻ってくる。

いったん、ステージをはけてから時間がかかっていたけれど、

それはノドの“お色直し”のためだったみたい。

なっちゃんは、歌おうか? しゃべろうか?と迷ったのちに、

声帯炎が癒えて再び歌えるようになったのは、

ほんの数日前のことだったと話しだす。

コンサートが楽しみだという気持ちと不安な気持ちが半々のなかで、

ヘタクソでもいいから今日のベストを届けようと思っていたのだとか。

また、ファンからのメッセージに励まされたとも。

そして、

 

 奈:「今の気持ちを、そのまま歌います」

 

と、「君のうた」。
 

 

 
歌詞が、まさに今のなっちゃんとシンクロしているかのようで、

「感動した」以外の言葉が見つからないほどの感動を覚えた。

それは、客席全員が同じ想いだったようで、

歌い終えた彼女を鳴り止まない拍手が包み込む。

 

 奈:「そんなに立派な拍手がもらえるようなものじゃないけど、うれしいです」

 

と、涙ながらに応えてくれた。

その後、指で涙をぬぐうと、

 

 奈:「うわっ! 黒い!」

 

どうやら、涙でマスカラが流れてしまったらしい(笑)。

また、終演後にはお見送りの握手会をしてくれるみたい。

でも、

 

 奈:「話しかけてもいいですけど、私からの返事はないと思ってください(笑)」

 

なのだそうで(笑)。

 

ラストナンバーの「いっしょにかえろう」では、途中の歌詞を

「ありがとう みんなのおかげで 今日のコンサート ハッピーさ」

と替えて歌ってくれた。

そして、

 

 奈:「この春、皆さんの中でいろんな花が咲きますように」

 

のメッセージで、今日のステージは終了。

 

【セットリスト】
 ・サクラ前線 (Vocal Guitar/Support:Piano Violin)
 ・クローバー (Vocal Guitar/Support:Piano Violin)
 ・ループ (Vocal/Support:Piano Violin)
 ・バラ色 (Vocal/Support:Piano Violin)
 ・シロップ (Vocal/Support:Piano)
 ・流星シャワー (Vocal/Support:Piano)
 ・永遠 (Piano弾き語り)
 ・60億の涙 (Piano弾き語り)
 ・1等星 (Guitar弾き語り)
 ・オリオン (Guitar弾き語り)
 ・深海 (Vocal Guitar/Support:Violin)

   月夜にオリオン
    (Vocal Piano:イズミカワソラ/Support:Violin)

 ・one. (Vocal Guitar/Support:Piano Violin)
 ・春空 -ハルソラ- (Vocal Guitar/Support:Piano Violin)
 ・まっすぐに (Vocal Guitar/Support:Piano Violin)

 ・君のうた (Guitar弾き語り)
 ・いっしょにかえろう (Guitar弾き語り)

 

ホールの出口付近での握手会。

ノドを休めるために発声自粛中のなっちゃんは、

マンガのフキダシのように「ありがとうございました」と

手書きしたマスクを着用していたり(笑)。

握手をしながら、「今日はありがとう。ノドをゆっくり休めてね」と伝えると、

大きなアクションでうなずき、マスクのフキダシを指差しながら見送ってくれた。

 

 

 

そして、前後してしまったけれど、なっちゃんの発表の話。

 

 

 

 

 

 

 奈:「実は、ユニバーサルミュージックを離れました。」

 

「えっ!?」と客席は絶句。

彼女の経歴を知る者にとっては、衝撃的な内容だ。

でも、彼女はもともとメジャーレーベルで活動をすることを

目標にしていたわけではなかった。

やりたい音楽との食い違いが生じてしまうよりも、

自分自身が納得できるようにという、

前向きな決断のようなのでちょっと安心。

また、ほかのレーベルへ移籍するのか、インディーズで活動するのか、

今後については決まっていない部分もあるけれど、

これまでとなんら変わることはないとも言ってくれた。

 

一方、夏にはイズミカワソラさんのプロデュースで

セルフカバーアルバムのリリースを予定しているとのこと。

そのレコーディングは進行中で、雨宮麻未子さんも参加しているのだとか。

さらには新曲のシングルも控えているそうで、

これに関してはこれから動き始めるみたい。

ただ、今までのようにCDがショップに置かれることは

少なくなってしまうかもしれないため、予約をしてほしいとも。

 

 

ご本人にとっては、万全な状態ではない中での不本意なステージだった

かもしれないけれど、自分にとってはこれ以上はないほどに満足感が高かった。

痛いほどに気持ちが伝わってくる、本当にいいライブだったなぁ。

初めてナマで聴けた曲もいっぱいあって、すごく楽しかったし。

そして、これからの石野田奈津代からは、ちょっと目が離せないかもしれません。

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コメント

病み上がりだったとのことですが、いいライブだったようですね。
大きな発表とはそういうことでしたか…。
もしかして一瞬ご成婚?とか思ったり。
レコード会社から離れるというのは大きな決断ですね。
それにしてもこのところライブ続きですね~。
アレ…仕事は?(^-^;

投稿: ムーンライトチェリー | 2010年3月27日 (土) 23:34

to ムーンライトチェリーさん

うまい棒450本
百円ショップ45品
牛丼15杯
銭湯10回
映画3作品
焼き肉食べ放題1回

これらを上回るという、なっちゃんの日記の言葉にウソはありませんでしたね。

>アレ…仕事は?(^-^;

ヽ(;´Д`)ノ

投稿: #135 | 2010年3月29日 (月) 01:40

ヽ(;´Д`)ノ……頑張ってくださいとしか言えないケド( ̄Д ̄;;

ところで29日の渋谷O-EAST、ちょっと遅い出演時間だけど
もしかしたら行かれたんでしょうか?
自分のほうはこの土曜日は前に書いたように都合で
華ちゃんのイベントには行けなかったんですが、
日曜日に大阪市内&京都を回るということで、1ヶ所だけだけど
ディスクピアさんに行って来ましたヽ(´▽`)/
2曲だけど生歌も聴けて良かったですo(*^▽^*)o
久しぶりだけど覚えててくれたみたいだし。

投稿: ムーンライトチェリー | 2010年3月30日 (火) 00:47

to ムーンライトチェリーさん

O-EAST、行きましたよ~。
ハプニング(?)あり、久しぶりのサイン会ありで、楽しかったです。

関西は土曜の1日店長だけじゃなく、日曜にもイベントがあってよかったですね。
フリーライブがないのは、会場の問題なのかしら?

投稿: #135 | 2010年3月31日 (水) 06:14

O-EAST、このあとのレポで読ませてもらいました!
なかなか楽しそうな雰囲気ですねo(*^▽^*)o

ディスクピアでは一応2曲だけだけど歌も聴けたので良かったです。
また次回楽しみにしておきます。
スタッフブログに載っていた写真、華ちゃんのすぐ右手は
レジという状況でした。
TSUTAYAあべの橋店は翌日の仕事帰りにわざわざ行って
華ちゃんの書いたサイン入りのポスターを見て来ました。

投稿: ムーンライトチェリー | 2010年4月 1日 (木) 01:25

to ムーンライトチェリーさん

路上セットの音は、なかなか聴けないので貴重ですよ~。
残してくれた足跡をたどるのも、また楽しいですよね。

投稿: #135 | 2010年4月 1日 (木) 23:28

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